国分寺台在住の守矢麻由子さん(47・極真会館 釘嶋道場)が10月23日、静岡県で開催された極真空手の世界大会で準優勝に輝いた。「あと一歩で負けたのは悔しいが、日の丸を背負って、トロフィーを持って帰れたことは良かった。本当に安心した」と話した。
同大会は「世界総極真」が主催する初の世界大会。守矢さんが出場したシニア女子の部(40歳以上)では、全国クラスの大会で優秀な成績を収めた実力者が日本代表として出場。ロシアや韓国など各国から選出された16人が頂点を競い合った。
極真空手の戦いはパンチと蹴りの乱打戦。守矢さんは打たれ強さを持ち味に積極的に攻撃を仕掛け、各国代表選手を寄せ付けない強さで駒を進めていった。
迎えた決勝は、過去に5度拳を交えたことのある、手の内を知り尽くした日本人選手。相手は「今大会で引退」という並々ならぬ闘争心で向かってくるも、これに応えるよう守矢さんも気迫のこもった戦いを繰り広げた。延長戦までもつれ込んだが、惜しくも判定負けし準優勝となった。「自分は今でも負けていたとは思っていない。ただ、手数が少なかったことには悔いが残る」と振り返る。
後進の育成にも注力
子どもの付き添いで見に行っていた「極真空手」。友人の誘いを受け自分も習い始めると子どもよりのめり込み、現在も週に3日練習に励んでいるという守矢さん。今回の準優勝をばねに「今後も選手として精進を重ねながら、指導員としても活動し、極真空手を通して『強い心』を持つことを伝えていきたい」と話す。
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