任期満了に伴う座間市長選挙と座間市議会議員選挙が、9月16日(日)に告示、23日(日)に投開票される。
=9月11日起稿
市長選挙
市長選挙には、現職の遠藤三紀夫氏(54歳・1期)が、6月に開かれた市議会定例会で、市議会議員の一般質問に答弁するかたちで出馬を表明している。遠藤氏は答弁のなかで、2011年4月に定めた「第4次座間市総合計画」と、返還が予定されているキャンプ座間跡地への病院誘致などに触れ、「計画の推進と返還跡地の有効活用は、自らが口火を切った重要テーマ。実りあるものとして成し遂げる責務がある」と話した。
遠藤氏は1957年生まれ。市観光協会や市商工会の会長などを歴任し、2008年の市長選挙で初当選した。
市長選挙には現段階で、遠藤氏以外立候補を表明している人がいない。8月1日の事前説明会には、遠藤氏の陣営に加え、元市議会議長の鈴木健治氏(68歳)も出席し、出馬を検討したが8月8日に断念した。
このほかに立候補する動きもみられず、無投票となる可能性がある。無投票となれば、1964年以来48年ぶりとなる。
市議会議員選挙
市議会議員選挙は、1議席減の定数23で行われる。現職16人、新人14人、合わせて30人が立候補する見込み。
期日前投票は、9月17日(月)から22日(土)まで行われる。9月2日時点の有権者数は男性5万3412人、女性5万2059人、合わせて10万5471人となっている。
4年前の市長選挙の投票率は50・29%。市議会議員選挙の投票率は50・3%。今回、市長選挙が無投票だと、市議会議員選挙の投票率低下も懸念される。
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