座間市出身で「伊賀フットボールクラブくノ一」(三重県)に所属する杉田亜未選手(22歳)が、5月14日から始まった「AFC女子アジアカップ2014」を戦う「なでしこジャパン」に召集された。澤穂希選手や川澄奈穂美選手などスター選手とともに、大会優勝を狙う。
※5月13日起稿
杉田選手は、相武台東小学校と座間中学校の出身。小学校3年生から6年生まで、「相東サッカー少年団」(百瀬智一代表)に所属していた。湘南学院高校(横須賀市)を卒業後、吉備国際大学に進学。同大学チームを経て2014年に伊賀FCに移籍し、女子サッカーのトップリーグ「なでしこリーグ」を舞台に戦っている。ポジションはMF。ドリブルで相手守備陣を切り崩し、フィニッシュまで持っていく高い技術を持っている。運動量も豊富で、ハードワークに定評がある。
なでしこジャパンに選出されたのは、昨年に続いて2度目。5月3日に追加招集され、7日に登録された。
大会は14日から25日までベトナムで開催され、来年のFIFA女子ワールドカップのアジア地区予選を兼ねている。日本代表は14日にオーストラリア、16日にベトナム、18日にヨルダンとグループリーグを戦う。
招集を受けて杉田選手はクラブホームページで「たくさんのことを吸収したい。自分が選ばれていることに驚きがありますが、精一杯の力を出してチャレンジしたいです」とコメントした。
小学校の頃からセンス光る
友達に誘われて同少年団に入り、サッカーを始めた杉田選手。百瀬代表は「ボールタッチの柔らかさが印象的だった」と話し、当時少年団長を務めていた有山博幸さんは「センスを感じる選手でした」と振り返る。座間市選抜チームの一員として市外のチームと対戦した時も、男子選手の中で目立っていたという。「(招集は)素質を努力で伸ばした結果。誇りに思います」と教え子の成長を喜んだ。
母親の佐知子さんは、招集に「驚きました。澤選手や川澄選手と並んで、亜未の名前があって不思議な感じです」とコメント。杉田選手に向けては「気負わず、亜未らしくサッカーを楽しんできて欲しい」とエールを送った。
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