座間市を拠点に活動する小学生の女子バレーボールチーム「SAMURAI Legend タイガース」(熊田康則総監督)が、7月6日に開かれた「ファミリーマートカップ第34回全日本バレーボール小学生大会・県予選」で、並木四小ジュニア(横浜市)との決勝戦を制して全国出場を決めた。
県予選には、県央や横浜の各地区を勝ち抜いた36チームが出場した。並木四小ジュニアは、5月の大会でタイガースが負けた強豪。リベンジをかけた決勝戦は、「ギリギリの展開」(熊田総監督)だった。第1セットは相手サーブに守備陣を崩され、6対21の大差で落とす。第2セットは攻めのサーブでリズムをつかみ、デュースから22対20で逆転勝ち。最終セットも一進一退の攻防が続いたものの17対15で勝利した。勝因は、キャプテンの阿部優琴(まこと)選手(海老名/6年生)を中心とするレシーバー陣の活躍。最後までボールを追いかける、諦めない姿勢が勝利を呼び込んだ。
タイガースは、座間と大和のチームが合併し、2010年に結成された「SAMURAI Legend」の女子チーム(※男子は休部)。「堅守速攻」がポリシーで、安定したレシーブを基点に、スピード溢れる攻撃で相手を翻弄する。全国大会の日程は8月13日から16日。49チームが東京や神奈川で対戦する。タイガースの初戦は14日で、室蘭大和キッズ(北海道)と戦う。7月29日に遠藤三紀夫市長を表敬訪問した阿部キャプテンは「堅守速攻で日本一を目指します」と誓った。
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