日産自動車のカレスト座間(広野台2丁目)周辺の再開発について、イオンモール(株)(千葉市美浜区・吉田昭夫社長)が出店に向けて準備を進めていることがこのほどわかった。
関係者招いた、意見聴取会も
県が今月7日に発表した「公報」で、同社が建築許可を申請していることが明らかになった。
再開発のエリアは、カレスト座間を含むおよそ12・7ヘクタール。自動車産業に関する展示館などが建てられる計画。商業施設については当初、2015年春の開業が見込まれていたが、市・県・県警による交通協議の遅れでずれこんでいた。
商業施設の事業者はこれまで、「イオンモール」が周辺住民の間で囁かれてきた。また、今年3月に行われた市議会一般質問でも、開業時期を問うなかで名が挙がっていたものの、同社は沈黙を貫き続けてきた。
7日付けの県公報は、建築基準法に基づいて、「意見聴取会」開催を知らせるもの。このなかで、同社が建築計画を申請していることがわかった。また、今月17日には市立北地区文化センターで、県の聴取会が行われ、近隣住民などが参加したという。取材に対して同社は「現時点で、当社から正式に発表していることはありません」とコメントした。
今後は建築基準法に基づき、有識者らによる審査会などを経て、建築許可の取得を目指すとみられる。
座間版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|