出産や育児などに伴い離職した「潜在看護師」の復職をサポートするセミナーが、今月18日に市民健康センターで開かれた。
全国的に不足していると言われている看護師。特に神奈川県は人口10万人あたりの看護師の人数が約832人と、全国ワースト2位になっている。
厚労省は対策として離職者復帰を推進しており、座間市でも病院や医師会と連携して2012年からセミナーを行ってきた。「病院が企画する例はあるが、自治体が行うのは珍しいのでは」と市担当者。過去6回の受講者は25人で、そのうち約8割が復職しており、「行政が主催することで、最初の一歩が踏み出しやすくなっているのでは」と分析している。
この日は、現場を離れて30年近くになる人など3人が参加。相模台病院(相模が丘)と相武台病院(相武台)の現役看護師の指導のもと、採血の方法や、薬液を正確に体内に送りこむ「輸液ポンプ」の取り扱い方を学んだ。
市では2016年度のセミナー開催も予定している。
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