任期満了に伴う座間市議会議員選挙が9月25日に投開票され、現職と新人合わせて26人が、22の議席を争った。新人が躍進した2012年の選挙から一転、現職が手堅く支持を集めて、得票数上位10人のうち9人を占めた。政党別では、自民党が最多5議席を確保。投票率は前回より0・4ポイント増の40・38%となった。
投票率40・38% 前回より微増
6月に定数削減案が可決されたことで、1減の定数22で行われた市議選。この4年間で2人の欠員が出て21人で構成されていた現職からは18人が立候補した。稲垣敏治氏、小野たづ子氏、長谷川光氏の3人は引退。新人は8人が出馬した。
現職では、トップ当選を果たした佐藤弥斗氏(無所属)、池田徳晴氏(民進党)、星野久美子氏(共産党)などが得票数を大きく伸ばした。その一方で、2期の伊藤正氏が落選した。
新人は5人が当選。前回に比べて立候補者が少なかったこともあり、当選した新人は4人減った。
政党別の議席数
政党別にみると、自民党が5議席を獲得。4年前は公認候補を立てていなかったものの、今回は現職2人・新人4人を擁立していた。公明党は、2人の新人を含む4議席を堅持。共産党も、前回と同じ3議席を守った。民進党と神奈川ネットワーク運動はそれぞれ1議席。
平均年齢は51歳
当選議員の平均年齢は、51歳と前回とほぼ同じ。最高齢は中澤邦雄氏の74歳、最年少は竹田陽介氏の32歳となった。
改選後の期数でみると、最も多いのが2期で7人。次いで4期と1期がそれぞれ5人となった。最多は、中澤氏の12期。
期日前が2割
当日有権者数は10万7100人(男性5万4013人・女性5万3087人)となり、そのうち4万3246人が一票を投じた。投票所別では、東建座間ハイツ集会所が46・61%と最も高く、28・79%の相模が丘第1自治会館が最も低かった。
期日前投票は、8836票となっており、全投票数の約20%を占めた。
新体制決める臨時会へ
9月27日には市役所で、当選証書授与式が開かれた。再選を果たした遠藤三紀夫市長と、当選者22人が証書を受け取った。
今後は、会派構成や正副議長を決める臨時会が開かれる見通し。
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