座間市内の小中学校で、インフルエンザによる学級閉鎖が相次いでいる。1月中で41件と、過去6年で最も多かった2012年の16件を大きく上回る(1月31日起稿)。
インフルエンザに伴う学級閉鎖は今シーズン、11月に2件、12月に1件発生。1月は14日から増加し始め、24日には11学級が閉鎖となった。その後も続いていることから、座間市保健予防係は手洗いやマスク着用を呼びかけている。
警報レベル上回る
厚木保健福祉事務所管内(座間市、厚木市、海老名市、愛川町、清川村)では、第3週(1月16日から22日)のインフルエンザの定点あたり報告数が50・41と、流行警報レベルの30を大きく上回った。
同所は5市町村の定点医療機関17施設で、感染症の発生状況を調査している。第3週のインフルエンザ報告数は857例と、前週(定点あたり報告数25・82)と比べ418例増加。神奈川県内の33・64と比べて高い数値を記録している。
同所担当者によると、今年は高熱や悪寒などを症状とするインフルエンザA型が、9割近くと多いのが特徴だという。下痢や嘔吐などの症状が出るB型についても、「これから増える可能性がある。推移を注視したい」と話した。
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