厚木市中町の旧厚木パルコで営業を続けていたタバコ屋と人形店が、5月27日付けで突然店を閉じた。現在は敷地建物全体がフェンスで囲まれている。
街の人の関心を集めている「旧パルコ」問題。今後どんな動きがあるのか。中心市街地の意見と市の考えを聞いた。
厚木パルコは平成6年に開業したが、同社の収益構造見直しの結果、平成20年2月に閉店した。同店が入っていた厚木パークビルは平成6年3月竣工。地下3階、地上10階建て。9階には映画館があったほか、地下には現在も東京電力の変電所がある。
中心市街地の人々はどのような意見なのか。中心地の商業者らで構成される市街地にぎわい懇話会の六ヶ村健三さんは「文化・芸能の中心地に」と要望する。「何か発表できる場を作るなど、市内外から常に人が来るような施設になれば」と期待を寄せる。また、一番街で長年店を構える男性は「街の核となる商業施設ができれば、一帯に人の流れができる」と話す。
市は「現在は様々な意見をまとめている段階。中心市街地全体において、市民の熱意を具現化できる街づくりを進めたい」と話すのみにとどまった。
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