飯山温泉旅館組合(西海幹男組合長)がこのほど、自然の中を走り抜けるトレイルランニングのコースを飯山白山森林公園周辺に整備した。トレイルランニングとは、ハイキングコースや林道など、高低差の少ない整備された道を人が走る競技のこと。
今回、整備したのは『飯山・トレイルランニング桜コース』。飯山観音前バス停近くの庫裏橋をスタートし、白山神社や白山展望台、飯山観音長谷寺などを巡り、再び庫裏橋に戻ってくる全長4・8Kmのコース。0・5Km毎に手作りの標識を設置しているほか、分岐点や分かりづらい場所に手作りの案内板(矢印)を立て、迷わずに周回できるようにしている。所要時間は1周40〜60分ほど。
トレイルランニングのコース設置は、厚木市観光プロデューサーの須藤兼之さんが、近年のマラソンブーム・登山ブームを背景に、両方の要素を併せ持つトレイルランニング流行の兆しを察知・企画したもの。同組合の西海組合長に提案したことで実現した。
須藤さんは「道幅が広く、障害物も少ない。これほどきれいに整備されたトレイルランニングのコースは、全国的にも珍しいのではないだろうか。多くのランナーが喜んでトレイニングにやって来るのではないかと思っています」と笑顔で話した。
また、コース整備に中心的役割を果たした西海組合長は「スカイツリーやランドマークタワーなど、コースからは絶景も望めます。四季を感じ、自然の中を走る爽快感も味わえるので、これをきっかけに多くの人が飯山温泉、厚木市内に集まってきてくれれば良いと思っています」と話した。
コースを増やし大会の開催も
同組合によると、飯山・七沢地区にある複数のハイキングコースを基本に、今後もトレイルランニングのコースを整備していく予定だという。また、将来的にはトレイルランニングの大会開催も検討している。
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