昭和音大跡地 構想決まる 認知症専門病院やクリニックモール
市内関口の昭和音楽大学厚木校舎跡地について、厚木市は23日、同大から利用方針が決定した旨の連絡があったことを発表した。
2007年の川崎市麻生区への移転以降、その後の土地利用が決まっていなかった同大跡地。発表によれば、校舎部分約1・2ヘクタール内の建物は解体し、認知症患者専門の病院、複数の診療所が入ったクリニックモール、サービス付き高齢者向け住宅、戸建住宅となる予定。
このうち、病院は鉄骨造の4階建てで、1570坪。他の建物に関してはまだ構想段階だという。
病院は14年春に開設予定
同大は8月17日に事業者との売買契約を締結。21日の理事会で正式決定され、今週には建物の解体工事が開始。来年1月以降に病院建設工事に着手し、2014年春には開設する予定になっている。
市によれば、病院を設置するのは市外の医療法人。今秋にも病院の内容やスケジュール等の発表が同法人からあるという。
また、隣接する図書館は同大がオペラミュージアムとする予定。こちらの土地面積は1149平方メートル。
厚木校舎は昭和音楽短期大学(当時)が開学した1969年、旧依知小学校跡地に建設された。移転後の利用に関しては、地元である依知北地区・依知南地区ともに学校関係施設を求める声が、昨年行われた自治会長と市長とのまちづくりフリートークの中でも交わされた。市としても教育・文化的な施設など、地域にふさわしい利用を大学側に要望し、同大も教育施設や医療・福祉施設などの誘致を進めていた。
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12月13日