厚木市議会(川口仁議長)の9月定例会が9月2日(月)に開会する。各会計の2012年度決算認定をはじめ、13年度一般会計補正予算案、市長・副市長の給与条例の一部を改正した専決処分の承認など議案22件、報告4件が上程される。会期は10月7日(月)まで。
厚木市議会は昨年度から、決算の分割審査を導入。今定例会は9月25日(水)から30日(月)までの間で、平日の4日間をかけて、各常任委員会が開かれ1日ずつ決算が分割審査される。
12年度一般会計の決算書によると、歳入総額744億4287万6533円、歳出総額730億8970万7110円で、対前年度比は歳入が4・9%の減、歳出は4・7%の減。歳入歳出の差引額は、13億5316万9423円で、このうち翌年度へ繰り越すべき財源が2億3063万8961円あるため、実質収支は11億2253万462円。
また、今定例会で小林常良市長は、市長と副市長の給与条例の一部を改正した専決処分について報告し、議会の承認を求める。市長と副市長の月額給料はそれぞれ95万8千円と78万円。これまでも市の財政状況などを理由に条例を改正し、市長30%と副市長13%を継続的に減額してきた。
今回は市が昨年6月に市職員へ支給した夏のボーナス(期末勤勉手当)の源泉所得税を納付し忘れるミスが今年6月になって分かり、責任を明確にするため。
小林市長の9月分給料全額の67万600円を返上し、総務部担当の宮台功副市長の9月分給料のうち23%にあたる17万9400円を減額する。
一部の市議からは「なぜ専決で処分したのか」という声もあり、議会初日の質疑が注目される。
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