社会で活躍する卒業生の経験談などを通した社会勉強と、生徒に今後の進路を考えるきっかけにしてもらうと11月12日、東名中学校(大貫洋校長)で「先輩に学ぶ時間」と題した講演会が行われ、全校生徒約200人が参加した。
この日は同校の卒業生でラートの日本代表として世界で活躍する田村元延さん(27)と、筑波大学2年生の佐々木大地さん(20)の2人が講師として登場。ともに大学でラートに出会い、技が成功した喜びから練習に打ち込んでいった話や、競技や種目の説明などを話した。
ラートとは、直径2m前後の鉄の輪を平行に繋いだ器具で体操を行うドイツ発祥のスポーツ。この日は2人が実技を行い、アクロバティックで息の合った演技には生徒から大きな歓声が上がった。生徒代表の12人が参加したラート体験会では、横向きや逆さまの体勢になるとたまらず声が出てしまう生徒もいて、会場から笑いがあふれた。
田村さんと佐々木さんは「自分たちがラートに出会い今日の講演を経験できたように、様々な出会いを通じて人生の視野を広げていってほしい」と後輩たちにエールを送った。
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