記者が見た、聞いた、感じた、を伝える あっとほーむデスク 12月13日0:00更新
二宮町に徳富蘇峰記念館を訪ねた。徳富蘇峰はあの「不如帰」で有名な徳富蘆花のお兄さん。明治・大正・昭和にわたり日本のジャーナリスト、思想家、歴史家、評論家として活躍、また政治家としても知られている。若いころ新島八重さんの夫・新島襄に師事していた。「ジョー」が大磯で客死したとき、臨終にも立ち会っている。ジョー亡き後、八重さんが蘇峰に宛てた6通の手紙が展示されていた。草書なので解説頼み。新島八重の署名だけは何とか…。蘇峰さんの知己は山本覚馬、山川健次郎、大山巌、勝海舟諸々、歴史上の人物総なめ。「一館まるごと近現代史」のこの博物館が二宮にあるワケはサムライ心のなせる業だったと思う。蘇峰は富士山の大ファンだったという。梅が咲くころまた行こう、二宮蘇峰堂へ…。
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