「早期実現目指し」活動 小田急多摩線延伸の総会開催
挨拶する久保田義則会長
小田急多摩線延伸を促進する議員連盟（久保田義則会長）の２０１４年度総会が、５月15日、レンブラントホテル厚木で開かれ、厚木市、相模原市、町田市、愛川町、清川村の議員と来賓の小林常良厚木市長たち84人が出席した。
この事業は、小田急多摩線延伸の早期実現を目的に、近隣市町村の発展と住民福祉の向上に貢献するために行われるもの。
久保田会長は冒頭の挨拶で、「小田急多摩延線は、首都圏南西部の広域交通ネットワークの形成及び周辺地域のさらなる発展のため極めて重要」と延伸の必要性を強調。「東京を補完する重要な都市ということもあり、早期実現を目指し、積極的な活動を行い、昨年以上に前進していきたいと思います」と話した。
この日は、13年度活動報告、14年度活動計画、収支計画、決議など７つの議案が審査され、原案通りで全議案が承認された。
小田急多摩線の延伸は、00年の「運輸政策審議会答申第18号（東京圏における鉄道整備計画）」で唐木田駅から「ＪＲ横浜線、ＪＲ相模線方面への延伸について、今後整備について検討すべき路線」として位置づけられている。
「運輸政策審議会答申第18号」の計画目標年次である15年を来年に控え、沿線の住民団体から署名活動が展開され、延伸に向けた機運が高まりを見せている。
実現されれば、唐木田駅からＪＲ横浜線相模原駅、ＪＲ相模線上溝駅までの延伸について、より実効性のある位置づけがなされるとともに、上溝駅から田名地区を経由し、愛川・厚木方面への延伸についても位置づけがなされることになる。
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