「厚高新聞」が優良賞 いばらき総文2014
県立厚木高校(佐藤信行校長・生徒数1072人)の新聞部がこのほど、筑波大学会館で行われた「第38回全国高等学校総合文化祭いばらき総文2014」(主催/公益社団法人全国高等学校文化連盟)の新聞部門で優良賞に選ばれた。
総文は、新聞部が制作した紙面を評価・審査し、「学校新聞」という共通のメディアに携わる全国の仲間と交流、活動を発信し文化活動の素晴らしさを伝えることがねらい。今年は約200校が参加した。
同校が発行している紙面は、日刊紙と同じサイズのブランケット版。部長の溝渕佑(たすく)さん(2年)によると、ブランケット版を発行している学校は全国でも珍しいという。年に3回発行し、4ページだて。現在までに創刊から247号を数える。配布部数は、1700部。学校の生徒と卒業生、取材先などに配布している。
また、学校行事のときには、グラウンドにプリンターを持ち込んで、リアルタイムに記事を書き、「号外」を発行しているのも同部の大きな特長だ。
現在部員は7人。広告の営業と取材活動の両方を兼ねる。平日は部員全員で集まり、土日に取材を行う。担当は一人1ページ。紙面は校内の行事、部活動の紹介、社会問題を取り上げる「特集」から構成されている。
受賞にあたり、溝渕さんは「年々部員の人数が減っているなか、昨年も先輩が優良賞を獲り、こうして結果が残せたことは良かった。生徒たちに読まれているところが嬉しい。厚高生が読みたいと思えるものを作り伝えていきたい」と力強く話した。
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