任期満了にともなう厚木市長選挙は2月8日告示、15日投開票の日程で行われる。現在、出馬を予定しているのは表明順に、3選をめざす現職の小林常良氏(65・上依知)と元市議で厚木薬剤師会会長の石射正英氏(61・長谷)の2人。4年前と同じ顔合わせで選挙が行われる可能性が高い。
(1月27日起稿)
両氏は昨年9月にそれぞれ出馬を表明。今年1月15日に市役所で行われた立候補予定者の事前説明会には両陣営のみが出席した。
小林氏は1949年生まれ。県立中央農業高等学校・日本大学卒。厚木市職員を経て、91年に市議初当選。03年に県議に転身し、07年に「多選阻止」を掲げ市長選に出馬、初当選を果たした。現在2期目。
小林氏は新たなマニフェスト「貫く。改革!」を作成。「いのちを守り抜く」「子育て・教育環境日本一」など6つのビジョン・136の具体的な政策と、「保育所待機児童ゼロ」「学童保育待機児童ゼロ」など11項目のゼロへの挑戦を掲げる。
一方、2度目の挑戦となる石射氏は、1954年生まれ。県立厚木高等学校・東京薬科大学卒。03年に市議初当選。議長や副議長などを歴任。市議2期目の11年、市長選に立候補し8026票差で落選した。
石射氏は「夢あるあつぎプラン100の約束」をまとめた。「人の命と健康を大切にする健康厚木市の実現」をめざして、健康寿命を伸ばす政策の充実や子育て支援、地震・災害・犯罪に強いまちづくりの実現、相鉄線延伸などを訴える。
市内有権者数は12月2日時点で18万247人。前回市長選の投票率は40・44%だった。
2月5日に公開討論会
公益社団法人厚木青年会議所(小暮勲理事長・JC)が主催する厚木市長選挙立候補予定者公開討論会が、2月5日(木)に市文化会館大ホールで開催される。午後6時半開場、討論会は7時から9時までで、両氏が登壇する予定。JCでは「市民一人ひとりが厚木市のためにできることを考える機会にしてください」と来場を呼びかけている。先着1400人。入場無料。
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