4月5日(日)、市内飯山の金剛寺が「木造阿弥陀如来坐像」を特別公開する。時間は午前11時〜午後3時。
金剛寺は、この名が初めて記録に登場するのが鎌倉時代の歴史書『吾妻鏡』という古刹。1182年に金剛寺に住む僧の訴状に「謂れある山寺」と記されており、当時からすでに由緒ある寺院だったことが伺えるという。元は律宗、現在は曹洞宗の寺院。
1日限定で公開される「木造阿弥陀如来坐像」は通常は非公開。毎年飯山桜まつりにあわせて1日と、秋の文化財保護強調週間に公開されている。
時代は平安後期のもので、像高は139・3cm。檜材を使った寄木造。均整のとれた身体のバランスや、形の整った頭部など、洗練された作風。平安時代に流行した定朝(じょうちょう)様式の代表作といわれている。厚木市では唯一の有形国指定重要文化財。
4月5日は、飯山桜まつりの開催中。金剛寺は駐車場がなく、周辺もこみあうことが予想されるので、バス利用を。
アクセス▽本厚木駅から神奈川中央交通バスで上飯山、宮ケ瀬行バスで約20分、飯山観音前下車。
問い合わせは、厚木市観光協会【電話】046・228・1131へ。
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