初のデジタル映像コン 産学公が連携
厚木市は市制60周年を記念して、プロジェクションマッピングを使ったデジタル映像作品のコンテストを産学公が連携して市内で初めて行う。
プロジェクションマッピングとは、パソコンで作成したCG動画を建物の外壁などの立体物に合わせてプロジェクタを使って映し出す技術のこと。東京駅や大阪城などでも行われ、新しいメディアアートとして注目を集めている。
コンテストは、市制60周年記念事業実行委員会が主催し、市内にある東京工芸大学とソニー株式会社厚木テクノロジーセンターが技術協力を行う。6月30日までコンテストのエントリーを募り、11月6日から8日まで、市内中町のアミューあつぎ8階の屋内広場Solaで選ばれた10点ほとの作品を上映。審査員や来場者の投票によってグランプリを決定する。
テーマは「みらい」。同市出身の建築家・石上純也氏がデザインした雲をモチーフにしたオブジェが投影対象となる。作品の長さは1作品1分から3分程度。
同コンテストの事務局、市企画政策課の担当者は「今回のコンテストを機に、メディアアート発信市を目指し、来年以降も最先端のデジタル映像技術の振興を図っていけたらと考えている。光り輝く未来のあつぎをイメージさせる作品を、多くの方々から応募してもらえたら」と話した。
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