任期満了に伴う厚木市議会議員選挙の投開票が7月12日に行われ、28人の新しい顔ぶれが決まった。トップ当選は新人の田口孝男氏(55歳・妻田北)。投票率は42・86%で、過去最低となった4年前よりも2・08ポイント上回った。
今回の市議選には定数28に対して現職23人、新人13人、元職2人の38人が立候補。4年前の前回よりも5人増えた。
当選者の顔ぶれは現職20人、新人7人、元職1人。党派別では、公明5人、自民3人、民主2人、共産2人と公認した候補者が全員当選。神奈川ネットは2人を擁立するも、当選したのは元職の山本智子氏(57歳・宮の里)1人だった。
現職では太田洋氏(80歳・林)、徳間和男氏(80歳・緑ヶ丘)、内川由喜子氏(49歳・戸室)の3人が落選した。
3665票を獲得しトップ当選を果たした田口氏は、(株)肉の田口の専務取締役。清水小学校PTA会長や市交通安全指導員協議会会長、市教育委員会教育委員などを歴任し、選挙戦ではWHOセーフコミュニティーの推進や子育て・教育環境の充実、体育・スポーツ振興などを訴えた。
田口氏は妻田の事務所に集まった支援者を前に、「新人ですので、頂いた票はそっくり期待の票だと受け止めております。与えられた4年でしっかりお応えをして、皆様に恩返しをしていきたいと思います」と挨拶した。
現職1位は難波氏
定数を10人上回る激戦で、前回よりも票を減らす現職が多い中、票を増やし2番目で当選したのは自民党公認で立候補した難波達哉氏(42歳・下荻野・2期)。「これだけ多くの票を頂けたのは皆様のおかげです。この得票数を肝に銘じてこれからの3期目をしっかりと進めていきたいと思います」と話し、支援者に深々と頭を下げた。
市議会の新しい任期は8月1日から始まる。所属会派の結成や正副議長選挙、各常任委員会の委員選任などに注目が集まる。
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