市内船子の社会医療法人社団三思会東名厚木病院(山下巌院長)で8月5日、高校3年生を対象にした一日看護体験が行われた。
この取り組みは将来、看護師を志す高校生に看護の仕事を正しく理解してもらおうと、同院が毎年夏に2回実施している。同院の副看護部長、篠原充子さんは「人のために役に立つ仕事だと関心をもってもらいたい」と話す。
この日は厚木市内や伊勢原市内など近郊の高校から男女合わせて17人が参加。院内見学や現役の看護師から車いすやストレッチャーの使い方を学んだ。
厚木清南高校の3年生の女子生徒たちは、看護師に教わりながら血圧計で互いの血圧測定を体験した。水銀式血圧計の使い方を教わると、はじめは操作に悪戦苦闘。コツをつかんでくると、「血圧低いね」などと笑顔がこぼれた。
体験を終えた2人は「患者さんだけでなく家族にも寄り添えるような看護師を目指したい」、「心のケアもできるようにしたい」と目を輝かせた。
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