厚木市が長年整備を検討している中町第2―2地区。このうち厚木バスセンターやシティプラザ、厚木保育所などがある約1・8haで、図書館や(仮称)こども未来館を核とした複合施設整備をめざしている。同施設の基本計画策定に関する公募型プロポーザルが行われ、(株)アール・アイ・エー横浜支社が選定された。同社は10月初めにも厚木市と正式契約を結ぶ。
プロポーザル方式は、設計案を選ぶコンペと違い、業務実施にふさわしい実績や手段を持つ業者を選ぶもの。今回のプロポーザルには2社が参加。厚木市市街地整備部長を委員長とするプロポーザル特定委員会が、2社の提案を審査した。
選定された(株)アール・アイ・エーは本厚木駅南口の再開発事業のコンサルタントを務める。市中心市街地整備課によれば、2―2地区を含む市内の状況を熟知しているとの評価が特定委員会からもあり、委員7人全員が同社のほうに高い点数をつけたという。
同課によれば、今後は来年3月までに同社が基本計画案を策定し、2018年度には基本設計を行う予定。用地取得を含め、まだ多くの関門がある。
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