農作物の獣害対策のために駆除された有害獣を供養する「獣霊供養祭」が3月8日、長谷寺(飯山観音)で執り行われた=写真。
この供養祭は、小鮎地区獣害対策わな設置協議会(堀江則之会長・会員数14人)が主催。同協議会が捕獲した野生の鹿や猪に対し行われた。小林常良厚木市長や沼田力厚木土木事務所長、中津川定雄七沢森林公園園長など21人が参列。長谷寺僧侶による読経ののち、参列者が焼香を行った。
同協議会が2016年度の一年間に捕獲した有害獣は約60頭。厚木市が上荻野地区から玉川地区にかけ、設置している約25Kmの獣害防護柵を越え人里に下りてくる有害獣をくくり罠で捕えている。同協議会の松野正剛副会長は「対策とはいえ、動物の命を絶つ活動にかわりはない。安らかなる永眠を願います」と話した。
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