野生動物の保護や自然環境の保全に関心を持ってもらおうと「春休み子ども体験教室〜わくわく野鳥探検隊」が3月25日、七沢の県自然環境保全センターで実施された。同センターを拠点に活動するボランティア団体「野生動物救護の会」(渡辺優子理事長)が主催した。晴天に恵まれたこの日、小学生とその保護者ら11人が参加した。
午前中はセンター周辺を散策しながらの野鳥観察。午後は交通事故で搬送され、同センターで救護されたタヌキとの触れ合いをはじめ、救護動物についてのレクチャーをセンター職員から受けるなど、野生動物や自然保護について親子でまなぶ1日になった。参加者からは「あらゆる角度から野生動物を知れてよかった」と好評だった。
自然環境保全センターは、傷病鳥獣を収容して治療し、野生に還している。2015年度の救護実績は503件。運び込まれた時点で治療が厳しい鳥獣が多く、野生に返せる率は平均2〜3割程度だという。
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