被災地にひな人形を 趣味の手芸を活かして400体を制作
市内上粕屋に住む杉本智子さん(70歳)は、「被災地の子どもたちに送りたい」と、手のひらサイズの「ひな人形」を友人と一緒に自宅で制作している。ひな祭りまでの目標は400体200組。このひな人形は、みんなの幸せや希望を願って『のぞみひな』と名付けられ、岩手県大船渡市に住む知人を通じて現地に届けられる。
趣味として手芸を10年以上続けている杉本さんは、新聞やテレビで手作りひな人形を被災地に送る活動の存在を知り、友人と一緒に現地を訪れて作り方を学び、自分でもひな人形の制作を昨年秋から始めた。杉本さんは「震災で多くのひな人形も流されたと聞き、自分にできる手芸で少しでも笑顔を取り戻すお手伝いができれば嬉しい」と話す。
ひな人形には、今までの手芸の余り布や、手芸店で集めた布をはじめ、母の古い着物などが使われている。古くからの友人に手伝ってもらいながら、杉本さんは一つひとつの人形に「喜ばせて、可愛がってもらってね」と声を掛け、一体一体、丁寧に作っている。「友人と家族の協力があるから、ここまで作ることができました」と笑顔で話す。ひな人形の制作は来年以降も続けるつもりで、来年以降は伊勢原市内の福祉施設などにも送りたいという。
杉本さんは毎年この時期に、知人と一緒に手芸などの展示会を行っている。今年は2月1日(水)から4日(土)まで「ギャラリーゆう庵」(西富岡498―4)で展示会を開催する。時間は午前10時から午後4時まで。この『のぞみひな』200組も展示される予定だ。
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