伊勢原市 初のトリプル選挙 宮坂順一市議が県議補選に出馬
伊勢原市議会9月定例会の初日となった8月21日、宮坂順一市議(57歳)が議員辞職をし、9月23日(日)投開票で実施される県議会議員補欠選挙への出馬を表明した。これにより、同日の伊勢原市長選挙に加えて市議会議員補欠選挙補欠選挙も実施されることとなり、市内初となる地方選のトリプル選挙が行われる。県議補選への出馬表明は市議の渡辺紀之氏に続き2人目。
宮坂氏は市議を辞職した同日、県庁で会見を開き、立候補の意思を表明した。 後日、市内で行った本紙の取材に対して「1人しかいない県議、市民にとって大切な仕事。自分なりに真剣に考え、3期10年の経験を伊勢原に活かしたい」と出馬への意欲を語った。さらに「厳しい財政状況のなか、市と県が協力し、市民と一緒になって伊勢原市の素晴らしさを生かせるプロジェクトが大切」と話す。
辞職し補選を行うことについては「議員として適正人数を議論して決めたもの。自分の都合で減らして良いものではない」と話す。
宮坂氏は1955年、広島県生まれ。千葉大学工業短期大学部写真工学科を卒業後、スポーツバンクフレックスの支配人などを経て、2003年の市議会議員選挙で初当選。議会のあり方研究会の会長や秦野市伊勢原市環境衛生組合議会の副議長などを務めた。
トリプル選挙
市長選挙に合わせて市議補選を最後に行ったのは1987年。県議補選と同時となる地方選のトリプル選挙は市制施行以来初めて。
また、市議補選の定数は9月15日の告示日前日時点での欠員数となるため、すでに出馬を表明している渡辺氏が14日の県議補選の告示日に自動失職した場合は2議席で実施となる。
市議補選では、日程の都合上、立候補予定者事前説明会は実施しない。市役所の選挙管理委員会で告示前日まで個別で対応する。補欠選挙には前回の市議選立候補者を中心に数名が立候補するとみられている。
県議会議員補欠選挙は9月14日告示、伊勢原市長選挙・市議会議員補欠選挙は9月16日告示、投開票はすべて9月23日となる。
伊勢原市の有権者数は6月2日現在で80191人(男40518人・女39673人)。
市長選挙で公開討論会
伊勢原青年会議所(加藤宗兵衛理事長)と、伊勢原市商工会青年部(西村賢一部長)では、伊勢原市長選挙に合わせて、市長選立候補予定者による公開討論会を9月12日(水)に伊勢原市民文化会館小ホールで開催する。時間は午後7時から9時まで。参加無料。コーディネーターを介した一問一答形式による討論が行われる予定。
また伊勢原青年会議所の上部団体である日本青年会議所(井川直樹会頭)では、『WE LOVE JAPAN選挙に行こう!!』プロジェクトを8月10日に発表。伊勢原市長選挙で若年層の投票率向上を目指して、さまざまな活動を行う。
8月28日起稿
【PR】タウンニュース政治の村
神奈川県内および東京都町田市の全政治家(首長、市町村議会議員、県議会議員、都議会議員、衆議院議員、参議院議員)約1,000人のデータが検索できます。
|
|
|
|
|
|
|
<PR>