全国高等学校総合体育大会(南東北総体2017)の陸上競技大会が7月28日から8月2日まで、山形県のNDソフトスタジアム山形で開催された。伊志田高校から2種目に出場した中村紗華さん(18歳)は女子走高跳で1m71cmをマークし、同種目3位に輝いた。
競技初日に行われた走高跳。予選を通過した中村さんは、決勝で多くの選手が1m65cmから始める中、1m71cmから試技を開始して見事クリア。自己ベストに並ぶ174センチに挑むもそのままの記録で3位となった。中村さんは「嬉しいが悔しい。優勝ではなく、今までの自分を超えられなかった」と話す。また関東大会で県記録をマークして1位で通過した女子三段跳は予選敗退。「走高跳の結果や周りを気にして考えすぎました」と振り返った。
もう一度日本一めざす
現在3年生の中村さんは、8月19・20日に行われた関東選手権では走高跳で3位入賞。B標準記録を突破して来年の日本選手権の資格を獲得した。また、今週末に大阪で行われる全国高等学校陸上競技選抜大会にも三段跳で出場予定。来年2月まで大会がある。
大学に進学して陸上を続けるという中村さん。顧問の小枝友幸先生に全幅の信頼を寄せており、「お世話になった小枝先生のもとで、もう一度、日本一を取りたい」と気合が入る。「目標は東京オリンピック。大きな目標をめざすことでモチベーションを上げていきたい」と笑顔で話した。
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