5月25日(土)に伊勢原市総合運動公園で予定されている、第8回「いせはら芸術花火大会」。例年より1カ月遅い開催で、実行委員会(柏木貞俊実行委員長)では来場者の増加を見込むが、協賛金や募金集めに苦戦している。
いせはら芸術花火大会は、「花火で子どもたちに夢と希望を与えたい」という市民有志の思いが集まり、2009年に第1回を開催。運営費はすべて地元企業や市民などからの協賛金と募金で賄われ、「市民の花火」として定着している。打ち上げは内閣総理大臣賞も受賞する磯谷煙火店が手掛け、市内外から例年約2万人の来場者がある。
今年は統一地方選や改元などとも時期が重なり、1カ月遅い5月の開催に。暖かい気候が予測され、来場者の増加を見込む反面、警備費など運営にかかる経費が増える。実行委員会では継続的に協賛金と募金集めをしているものの、目標額の半分にとどまっているという。
実行委員会と警察や消防など関係機関との全体調整会議が、4月3日に市民文化会館で行われた。この日は立ち入り禁止エリアや警備体制、臨時バスの運行についてなどを確認。安全に花火大会が開催できるように意見を出し合った。
柏木実行委員長は本紙の取材に、「過去7回の実績があっても、花火大会の運営は難しさが増している」とし、「一人ひとりのお力が花火になります。ご協力をお願いします」と話した。
花火大会への協賛金と募金の方法は、銀行振込と手渡しの2通り。詳細は大会ホームページ(http://isehara-fireworks.com/)または【携帯電話】070・1184・0872へ。また、実行委員会では当日の運営や、翌日の清掃を手伝うボランティアも募集している。
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