綾瀬の「ご当地グルメ」確立をめざし、秋本食品(株)(綾瀬市早川)と(株)高座豚手造りハム(同吉岡)が開発を進めている。8月27日に開かれる「東日本復活祭」では試作品「高座豚キムチ(仮)」がお披露目となる。
このプロジェクトは2011年6月に市職員が企業訪問をした際、秋本食品(株)(秋本大典社長)の「地産地消に繋がる新商品ができないか」という声から、職員が高座豚手造りハム(志澤勝社長)を紹介したことが始まり。
秋本食品はキムチや浅漬けなどで関東・東海・東北地方で広くシェアされ、過去には内閣総理大臣賞や農林大臣賞(名称は当時のもの)も受賞している。また、高座豚手造りハムは「神奈川の名産100選」に選ばれている高座豚の加工肉を扱い、ドイツで最も歴史ある品評会「DLG食肉加工品コンテスト」で金賞を受賞している。市担当課によると、食品会社がこのように企業の垣根を越えて連携する事例は市内初という。
お互いの技術や商品開発力などを持ち寄り、秋本食品の主力商品「王道(ワンド)キムチ」と高座豚を合わせた「高座豚キムチ(仮称)」の開発が始まった。ウィンナーや、豚バラ肉の厚切りや薄切りなど10品以上サンプルを作り、幅広い年齢層のスタッフで試食・品評を重ねた。
あす8月27日(土)正午から6時まで、市役所南側広場で開かれる「東日本超復活祭」ではこのグルメの最初の試作品のテストマーケティングも実施。試食者の意見を参考に今後更に商品改良していく。問合せは市商工振興課【電話】0467(70)5661まで。
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