大山丹沢山系鳥獣等問題市町村議員連絡協議会(村上俊光会長)が11月2日、清川村生涯学習センターで研修会を開催した。
同協議会は、愛川町、清川村、相模原市、厚木市、秦野市、伊勢原市の6市町村の議会議員で構成され、鳥獣等の被害について要望書を県に提出するなど様々な活動を行っている。
この日は、大矢明夫村長をはじめ県議会議員や農業委員、各市町村の議会議員など約100人が参加した。
研修会では、清川村議会副議長で県猟友会清川支部長を務める山本雅彦氏が「有害鳥獣駆除の現状について」と題して講演を行ったほか、ヤマザキ学園大学動物学部動物看護学科教授で農学博士の安藤元一氏が「有害鳥獣の生態について」をテーマに講演した。
山本氏の講演では、清川村の猟友会の取り組みや、有害鳥獣の捕獲方法などの解説があったほか、質疑応答では「若手が猟友会に入るにはどうしたらよいか」などの質問があがり、「猟友会も高齢化が進んでおり、若手の育成にも積極的に取り組んでいる。学生の狩猟体験なども実施している」と回答していた。
農作物への鳥獣被害は全国的に問題となっており、愛川町では今年度「町有害鳥獣対策実施隊」を設置するなど対策を進めている。また、県では猟友会と協働で「かながわハンター塾」を開催するなど取り組みを行っている。
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