宮ヶ瀬ダムで11月25日、全国的にも珍しい夜間の観光放流が行われた。
毎年4月から11月にかけて行われる宮ヶ瀬ダムの観光放流は、通常昼間に行われる。放水管から毎秒30㎥の水が流れ、迫力ある高低差70mのダイナミックな人口瀑布は人気の観光イベントとなっている。
この観光放流を夜間に実施し、ダムをライトアップする「宮ヶ瀬ダム ナイト放流」は、新たな観光資源としての可能性を調査するため、相模川水系広域ダム管理事務所と宮ヶ瀬ダム周辺振興財団の協力を得て、愛川町が試験的に実施したもの。
調査のための試行であることから、観覧者を愛川町民のみに限定して募集を行い、応募のあった約160人が参加。午後7時と7時30分の2回、約6分間の放流を見学した。
暗闇のなか、ライトに照らされ浮かび上がったダムから轟音とともに放流が行われると、大きな歓声が上がった。また、ダム堤体上から横浜方面の夜景を眺めるなど、参加者たちは幻想的な夜のダムの雰囲気を楽しんでいた。
参加者からは「イルミネーションが増えたらもっと綺麗かも」「ライトに照らされたダムは昼間よりも大きく見えました」などの感想があがった。
今回の試行を終え、町商工観光課では「来場者アンケートの結果を分析し、関係機関との調整を図りながら、今後の開催も検討したい」と話す。
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