清川村が9月8日、宮ヶ瀬の清川クリーンセンターで8月に行ったダイオキシン類土壌調査の結果を公表した。場内16カ所のうち、1カ所で環境基準値を超える数値が検出された。
同センターは、1986年から可燃ごみの焼却や資源ごみ収集等を行ってきたが、1997年のダイオキシン等発生実態調査結果を受け、焼却を休止した。
村では焼却施設解体後の資源回収施設建設に向けてダイオキシン類土壌調査を実施。場内の1カ所からダイオキシン類対策特別措置法の環境基準(1000pg-TEQ/g)を超える値(1400pg-TEQ/g)が検出された。その他15カ所は、いずれも環境基準以下だった。
村によると、環境基準を超えた値が検出された原因は特定できていないが、1カ所だけ極端に高かったことから、局所的なものと推測されるという。現在は、環境基準を超えた地点を中心にシートを掛け、汚染拡大を防止する応急対策を実施。今後、県指示による追加調査の結果が判明次第、公表するとともに、必要な対策を講じていくという。
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