人口減少、地域経済の活性といった横須賀市が抱える懸案事項の解消策として、横須賀商工会議所が打ち出した「新生・横須賀実践フォーラム」。取組みのひとつである「地域と企業の”交流の輪”プロジェクト」が動き出した。
市内で事業を展開する企業などに”社外ミーティング”を積極推奨するもので、会場として地域の飲食店を活用してもらう。開店前の1時間程度を飲食店がスペースを提供し、企業はミーティング後に飲食を伴う懇親会などを開く。
今月18日には、内川にある「(株)グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン(GNF─J)」が社長参加の部署内ミーティングを久里浜駅前の「やんちゃ家」で行った。「普段とは異なる場所で意見を述べ合うことで、新しいアイデアを引き出せれば。コミュニケーションの向上にも期待したい」とGNF─Jの梅原肇社長。今後も月1回程度のペースで実施していく考えで、「複数の店舗を利用することで近隣の商業者との関係を密にしていきたい」と抱負を話した。
久里浜では商店街全体で事業に協力。登録飲食店を16店集めた。森下守久理事長は「各店にはサービスも用意してもらい地元飲食店の活力アップの材料としたい」と前向きな姿勢を見せている。
同商議所では今後、プロジェクトに参加する飲食店と企業を募り、情報を取りまとめるなどしてマッチングを促していく計画。地域内での消費循環と交流の活発化を同時に進めるという。
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