横須賀版 掲載号:2016年6月24日号 エリアトップへ

湘南学院 「おりょうポスト」設置へ 学生「大津の観光スポットに」

社会

掲載号:2016年6月24日号

  • LINE
  • hatena
ブロンズ像の原型を前にするプロジェクトチームのメンバーら
ブロンズ像の原型を前にするプロジェクトチームのメンバーら

 湘南学院高校の生徒有志が「おりょうさん公園」(大津町)横にある郵便ポスト上に、坂本龍馬と妻・おりょうのブロンズ像を設置しようと動き出している。大津にゆかりあるおりょうの認知度増と観光拠点化、手紙文化の振興を目指す。地元や郵便局も全面的に協力していく構え。費用はネット上で資金を集めるクラウドファンディングを実施し、8月中旬頃から寄付を募る。

寄付募り、10月の披露目指す

 生涯のうち、後半生33年を横須賀で過ごしたおりょう。現在は大津町の信楽寺にあるお墓で眠る。

 同校では昨年、地域の歴史や文化の研究活動を実施。その際「地元に住んでいるにもかかわらず、おりょうの存在を知らなかった学生が多かった」と生徒会長の田中翔太さん(3年)。おりょうの認知度を上げることで「一つのまちおこしができるのでは」と生徒会を中心に声が上がった。美術部、パソコン部、写真部から有志を募り、昨年冬にプロジェクトチームを結成。地元県議のアドバイスを参考に、「龍馬とおりょうの恋文ポスト」と銘打った事業を展開することになった。夫婦像をきっかけとした地域の賑わい創出、薄れつつある手紙文化の関心増を目指していく。

各部で協力

 今年に入り、各部活で作業に取り掛かっている。

 パソコン部は像の制作費や、広報などの資金に必要と算出した200万円を、クラウドファンディングを用いて、調達することを目指す。市内の業者から手法を学び、7月から運営に取り組む予定。ポストカード等の返礼品を用意し、関心を高める工夫を凝らす。写真部と連携したSNS上での情報発信も行っていく。

 美術部は50センチサイズになる像の原型を紙粘土で制作している。夫婦が優しく抱き合う様子を表現。「紋章も刻むなど、細かな部分にもこだわった」と部長の橋本怜奈さん(3年)。恋文が書かれたハート形の巻物で2人を囲ったあと、業者に委託し、ブロンズを流し込む。

 学生のまちおこしに周囲も手を差し伸べる。横須賀三春郵便局の山崎惠局長は「手紙の利用者が増えてくれれば」と期待を寄せ、安全性の問題などをバックアップしていく。大津地域で商店会活動を行う大商チェーンの西村覚会長は「地元としては大歓迎。寄付等で協力していけたら」とこちらも支援態勢を整える。

 資金の調達等が順調に進めば、毎年10月2週目に信楽寺で開かれる「おりょう墓前祭」で披露する予定となっている。
 

横須賀版のトップニュース最新6

ワクチン接種 動画を活用

横須賀市

ワクチン接種 動画を活用 社会

市コロナ対策担当者が解説

4月16日号

手軽な移動で回遊性向上

観音崎京急ホテル

手軽な移動で回遊性向上 経済

電動キックボード貸し出し

4月16日号

「働く+休暇」に熱視線

道路の損傷 LINEで通報

横須賀市

道路の損傷 LINEで通報 社会

市民が投稿、早期対応へ

4月9日号

「横須賀の恩人」偉業を回顧

デッカー司令官

「横須賀の恩人」偉業を回顧 社会

市民グループがパネル展示

4月2日号

「地域密着型バスタ」整備へ

追浜駅前

「地域密着型バスタ」整備へ 経済

バス停集約、駅直結の複合施設

4月2日号

あっとほーむデスク

  • 4月16日0:00更新

  • 4月9日0:00更新

  • 4月2日0:00更新

横須賀版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

N響首席奏者の競演

N響首席奏者の競演

横三教育会館でリサイタル

4月18日~4月18日

横須賀版のイベント一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

横須賀版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2021年4月16日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter