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公開日:2016.07.08

横須賀CITY FC
“堅守速攻”で天皇杯目指す
市内初の代表決定戦に進出

  • 20代前半の選手が中心の若いチーム

 市内を基盤に活動する社会人サッカーチーム「横須賀CITY FC」が明日9日(土)から、国内最大のサッカートーナメント「天皇杯」出場を懸けた県代表決定戦に挑む。今春に行われた県社会人サッカー選手権で準優勝を果たし、出場権を獲得していた。市内のクラブとしては初めての快挙。1回戦は、県内屈指の強豪、神奈川大学に挑む。

明日9日、神大と対戦

 「横須賀CITY FC」には現在22人の選手が在籍。学生や海上保安庁職員、消防局員などで構成されている。10代の選手も活躍するなど、20〜24歳の選手が中核を担う若いチームだ。市内強豪校の出身者が多く、4年前にインターハイを制した三浦学苑の主力、木村哲太選手もその一人。

 これまで同チームは、経験の浅さから出るミス、プライドの高い選手同士の衝突など、自滅する試合が多く、県大会レベルで大きな結果は残せていなかった。しかし今年は、チーム創設時から20年以上選手・スタッフとして携わる安田将監督のもと、「意識改革」に乗り出した。技術はあるにもかかわらず、勝てない要因を「精神面」にあると分析。試合前日の飲酒自粛や、佐原のフットサル場で、夜9時から11時までの練習後にきつい走力トレーニングを行うなど、自己管理の意識と団結力を高めた。

 その成果が出たのが県大会の準々決勝マリンFC戦。同郷とのライバル対決は、リードしながら迎えた終了間際に連続得点を許し、PK戦にもつれ込んだ。以前までなら、気持ちが切れてしまうところだったが、選手たちは自主的に集まり、互いに発破をかけあった。「若者たちの成長を感じた瞬間だった」と安田監督。切り替えて臨んだPK戦ではGK中山航平選手の活躍もあり、勝利。そのまま勢いに乗って、決勝に進出し、上位2チームに与えられる天皇杯の代表決定戦出場権を手にした。

狙うは下剋上

 代表決定戦にはJ3や、関東社会人リーグに所属する10チームが参加。県2部リーグの「横須賀CITY FC」よりも格上だ。1回戦の対戦相手は神奈川大学。こちらも、県内の大学一を決める知事杯を制した強豪だ。安田監督も劣勢を認めつつも、「何が起こるかわからないのがサッカー。持ち味の堅守速攻で挑みたい」と勝機を探る。

 試合は7月9日(土)、午後2時から、かもめパーク(横浜市)でキックオフ。

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