平塚農業高校初声分校 フィリピンの子どものために 学校祭売上金一部を寄付
市内初声にある平塚農業高校初声分校(中戸川啓二校長・生徒数91人)生徒代表者4人は7日、東京港区の日本ユニセフ協会を訪れ4万円をフィリピンの子どもたちのために役立ててほしいと寄付をした。
4万円は昨年11月に行われた学校祭で生徒たちが運営した各模擬店での収益金。当初は、一昨年に引き続き東日本大震災義援金として日本赤十字社に寄託する予定だった。しかし、フィリピンの台風被害を受けて、生徒は話し合いを重ねた末、寄付金として用意していた7万円のうち、3万円を東日本大震災義援金にあて、4万円をフィリピンの子どもたちのために寄付することにした。
日本ユニセフ協会を訪れた生徒は、同協会の三上健氏に寄付金を手渡した。高橋花英さん(1年)は「被災した子どもたちの応援をしたいという気持ちで寄付を決めた」、柿内梓さん(1年)は「私たちは2011年の震災の時、多くの国から支援を受けた。今回は私たちが助ける番だという思いがあった」と話している。同協会の三上さんは「直接持参してくれた生徒の行動力に、フィリピンの子どもたちへの思いを感じた。責任もってその思いを届ける」と話している。
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