小網代の自然保全活動などを行うNPO法人「小網代野外活動調整会議」の代表理事・岸由二さんと、副代表の柳瀬博一さんが著書「『奇跡の自然』の守りかた〜三浦半島・小網代の谷から」(筑摩書房)=写真=を今月10日に出版した。
小網代の森は、森林や河川・干潟などが手つかずの状態で残り、多様な生物が生息する貴重な自然。14年夏から一般開放されており、多くのハイカーでにぎわっている。
本著では、1980年代に勃発した大規模リゾート開発からどのようにして自然が守られたのか―に焦点を当て、型破りとも称される保全運動の歴史と内容、自然保護の新しい形を紹介。ほかにも流域で撮影された動植物の写真などを盛り込んでおり、ガイド本としても楽しめるという。
新書判、208頁。価格は880円(税別)。
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