小坪の海に自生する海藻「アカモク」を使ったグルメイベントが今月1日から逗子市内の飲食店で始まっている。地場の名産品を知ってもらおうと、14店が期間限定でオリジナルメニューを用意。参加店主らは「イベントを通じて、逗子の料理店を知ってもらうきっかけにもなれば」と期待を寄せている。
今月24日から3日間逗子海岸で開かれる「NIGHT WAVE〜光の波プロジェクト」とのコラボレーション。市内外から多くの人が集まる機会に地元の飲食店に足を運んでもらおうと同実行委が企画した。
アカモクはかつて漁船のスクリューに絡まり、漁の妨げになることから厄介者扱いされていたが、近年は栄養価が高く、健康食材として注目を集めている。独特のヌメリとシャキシャキとした食感が特徴で、参加店主らが試行錯誤を重ねながら独自メニューを開発。コロッケや茶わん蒸し、そば、餃子などバラエティー豊かな品が出揃った。おでん酒場あっかんべーの店主、神戸悠太さんはアカモクを練り込んだ揚げ餅に出汁のあんかけをのせた「小坪あられ」を考案。「食材としての価値が低く見られがちだが、美味しくて健康にも良い。地元食材の魅力をたくさんの人に知ってもらいたい」と話した。
イベントは今月31日まで。期間中参加店2店舗で対象商品を注文しスタンプを集めるとアカモク商品が当たる抽選に応募できる。詳細は逗子市観光協会【電話】046・873・1111
「光の波」連動企画も
夜の波打ち際を照明で青く照らす「NIGHT WAVE〜光の波プロジェクトin ZUSHI」が3月24・25・26の3日間、逗子海岸で開かれる。午後6時から8時。鑑賞無料。今回は地元マリンスポーツ関係者らと連携し、25日にはウインドサーフィンやSUP、音楽とダンスのパフォーマンスなどが予定されている。
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