自然環境の良さや創造活動に適した場など、イベントを楽しんでもらいながら三浦の魅力を発信する「三浦ファン交流プロジェクト」が、9月から市内各所で行われる。小網代の自然を楽しむ体験プログラムや、三浦でとれる豊富な食材の生産現場を訪問するツアーなどを企画。三浦ファンの獲得をめざし、定住・交流人口の増加を図る。
「”三浦ファン”を1人でも多く増やそう」―を合言葉に、2013年から2年連続で行われている「三崎開港祭」は、市民・地元企業・NPO法人・行政などがタッグを組んだ協働事業としてスタートしたもの。「港町での交易」をテーマに芸術や音楽、食、文化など様々なジャンルの参加・体験型カルチャーイベントが一堂に集まり、交流の場として多くの人に親しまれている。
第3回となる今年は、(一財)地域活性化センターの平成27年度移住定住交流促進事業の採択を受けて実施。これまでの開催理念を継承しながらも、ファン獲得に重きを置き、特に昨今の三浦を象徴する2つのキーワードに焦点を絞ったプロジェクトを展開する。
1つは、のびのびとした子育て環境やリタイア後の終の棲家を求める人、アクティビティ・アウトドアなどの趣味をいつでも満喫したい人へ向けた「自然環境の良さ」。2つ目は、自然豊かな静かな場所で創作に励むことができると、ものづくり作家や芸術家といった仕事場を選ばないクリエイターたちが多く移住している「創作活動に適した場」であること。
どちらも将来的な移住・定住意識の芽生えを期待するもので、プロジェクト名に「自然派?創造派?あなたはどっち派?ぴったりのライフスタイルが見つかる三浦へおいでよ!」と掲げて、イベントを開催。「その道の先輩」と称する先住者と交流させることで、ターゲット層の共感を得て、新たなファンの獲得をめざしていく。
9月から市内各所で開催
現在、様々なプログラムが企画されている。
自然を楽しみたい人には、豊かな海の幸・山の幸を育む生産現場を訪問し、実際に収穫したての食材を食べる「食生産の現場ツアーと交流BBQ」や、「小網代SUPフェスティバル&焚火の夕べ」では、胴網海岸でスタンドアップパドルボートのマリンレジャー体験が楽しめる。
また、「創造派向け」として、三浦を拠点に活動する工芸家や美術作家の工房を訪れて生の声を聞くツアーや、手づくり作品が並ぶマーケット、アーティスト展などが開かれる。
開催イベントは一部有料、事前予約制のため、内容や申込み要項などの詳細はミサキファンクラブ【URL】http://misakifc.com、または同実行委事務局(三浦市市市民協働課内)【電話】046・882・1111
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