逗子市の新春の風物詩になっている「逗子市内一周駅伝競走大会」(逗子市教育委員会主催/朝日新聞社後援)が8日、市内各所を舞台に行われた。59回目となる今大会では45チームがエントリー。沿道からの歓声を受けながら各チームが力走をみせた。
同大会では池子第一運動公園を発着に市内のほぼ全域27・1Kmを6区でたすきで繋ぐ。市内各地域から選抜選手が出場する「地域対抗の部」と学校や事業所などが出場する「団体対抗の部」が設けられており、今年は地域15チーム、団体30チームが参加した。
号砲の時間が近づくとスタートラインに出場選手が次第に集まりだした。程よい緊張感。沿道からも「がんばれー」「優勝だぞー」など熱い声援が飛んだ。午前9時、号砲が鳴ると各チームが一斉にスタートした。
まず1区で飛び出したのが昨年まで11連覇という快挙を達成している絶対王者、逗子開成A。それに逗子文十郎’sが並んだ。続いて初出場の逗葉高等学校、逗子開成Bが追う展開となったが、大方の予想通り、王者が圧倒的な力を見せつける。2区以降も3区、4区、5区と1位の座をキープ。終わってみれば2位に3分近い差をつける1時間32分28秒で12年連続の王座を手にした。
同チームキャプテンの中屋裕貴くん(高1)は「今年は高2不在、中3と高1だけのメンバーで不安もあったが、いい結果が残せた。年末年始と今回のレースのために追い込んできたかいがあった」と振り返った。
地域対抗は激戦
デッドヒートを見せたのは地域対抗。1区では沼間Aが2位池子Aに20秒以上の差をつけて首位。しかし2区では池子が逆転、かと思えば3区ではさらに沼間が逆転し、再度首位に立った。その後4区も沼間がトップを保つが、ここで一気に追い上げてきたのは序盤から上位をキープしていた小坪A。5区で首位に躍り出るとそのまま6区も逃げ切り、1時間35分15秒で栄冠に輝いた。同チーム監督の飯田博茂さんは「序盤で若手が頑張ってくれた。去年5位で『今年は3位までには』と思っていたが、まさか優勝できるとは思わなかった」と話した。
各部門、上位入賞チームは以下の通り。【団体対抗】【1】逗子開成A【2】逗葉高校【3】逗子開成B【4】逗子消防署A【5】聖マリア幼稚園・小学校A【6】逗子高校A【地域対抗】【1】小坪A【2】沼間A【3】久木【4】池子A【5】新宿【6】山の根A
鎌倉市交通安全対策協議会初詣に合わせて鎌倉駅周辺の交通規制を行います。鎌倉への初詣は電車・バスをご利用ください。 https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/koutsuu_anzen/nennmatsu.html |
|
<PR>
逗子・葉山版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|