逗子市議会 マニフェスト大賞で優秀賞 タブレット端末導入で
全国地方自治体の首長や議会らの政治活動を評価する「マニフェスト大賞」で逗子市議会の取り組みが優秀賞に選ばれた。今年度から導入したタブレット型端末の活用が評価されたもので、対象になったのは7部門あるうちの「優秀ネット選挙・コミュニケーション戦略賞」。同市議会のマニフェスト大賞への応募は初めてで、初受賞となった。
議会で使用される議案や資料は千ページ以上に及ぶ。このため、紙の削減による環境負荷の軽減ができないかと同議会では端末の導入を進めてきた。昨年12月定例会では実証実験を行い、今年6月、9月定例会では市議全員がタブレット端末を使用。12月定例会からは市長をはじめ市側の答弁者もタブレットに移行するという。
導入あたっては有志議員からなる「ICT推進部会」(君島雄一郎会長)を発足させ、フェイスブックを活用した情報発信をするとともに端末使用が苦手な議員にも対応するなど議会全体でICT(情報通信技術)化を推進。端末導入やこれらの取り組みが全国的にも先進的な事例として評価された。君島議員は「議員や職員の情報共有化、またネットを通じた市民との交流など開かれた議会の推進に役立てば」と話した。
マニフェスト大賞は8回目。今年は全国から2千以上の活動が寄せられた。
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