藤沢市内で例年よりも、スズメバチなどハチの活動が活発になっており、市は注意を呼びかけている。
市環境保全課によれば、6月のスズメバチ駆除件数は30件で、6件だった5月の5倍に上る。また12年6月は14件だったため、前年比も倍以上の件数だった。
市からスズメバチの駆除を受託している専門業者「金子園」によると、7月のスズメバチの巣の駆除件数は、19日現在で81件。12年の7月は45件で、やはり前年比で倍以上のペースで増え続けている。
例年、市民から市に寄せられるハチに関する相談は、7月から9月までがピークで、8月が最も多い。
スズメバチは屋根の軒下や植え込みの中など、目が届きにくく駆除しづらい場所に巣を作ることが多い。また攻撃性や毒性が非常に高いため、対処が難しい。 「金子園」の金子博幸さんは「今年はハチに刺される被害も多いように思う。物置や室外機の中など、風雨の当たらない場所には注意が必要」と語った。
市では特に危険性の高いスズメバチの巣に限って、特定の業者に駆除を委託。同課を通して駆除した場合は、市が費用を負担する。
問合せは同課【電話】0466・25・1111へ。
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