36の議席を46人が争った4月26日の第18回藤沢市議会議員選挙。即日に開票が行われ、今後の4年間を託す新たな顔ぶれが決定した。
今回の選挙では最年少となる25歳の候補が3人出馬し、味村耕太郎氏(共産)と神村健太郎氏(自民)の2人が当選を果たした。
味村氏は「党に対する大きな期待を感じ、『暮らしをもっと良くしてほしい』という気持ちを受け取った。これからの4年間で市民の願いをしっかり届けたい。また、若い世代にも政治に目を向けてもらい、一緒に意識を盛り上げていきたい」とした。
観光政策での経済活性化、スポーツ振興、交通政策などを訴えた神村氏は「『市議会に若い風を吹き込みたい』という幅広い世代の声を受け、信任を得ることができた。藤沢市のために若さだけでなく、実績も伴う市議会議員を目指していきたい」と意気込んだ。
「誰もが健康なまち、それが幸せなまち」を掲げ、トップ当選を果たした桜井直人氏は「健康に対する意識のさらなる推進を図っていきたい。健康づくりでひとづくり、まちづくり、地域の活性化を進め、日本一の健康都市”ふじさわ”を目指したい」と語った。
2832票で現職最多となる8期目の当選を勝ち取った栗原義夫氏は「8期目となるが、初心と変わらない。今期も過去28年間ぶれずに訴えてきた健康寿命の延伸と、42万人の市民の福祉増進に努めていきたい」と話した。
党派別には自民5人、民主1減の2人、公明は候補者全員が当選し6人、共産は現職と新人それぞれ2人が出馬し、1増の4議席を獲得、維新1人、社民と次世代は議席を確保できなかった。無所属は18人。
低い投票率
投票率は戦後最低だった2011年を0・58ポイント上回る38・73%。統一地方選後半で実施された県内13市町の選挙の中では最も低く、唯一の30%台となった。市内有権者数は33万5640人、期日前と不在者投票を含む投票者数は12万9986人。
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