長後商店街の一角にこのほど、藤沢の大学生と高校生がプロデュースしたコワーキングスペースが誕生した。学生目線を取り入れた働きやすい空間を整え、地域や商店街の活性化に向け、多世代が交流できる場所に育てたい考えだ。
慶応大学湘南藤沢キャンパス(SFC)の学生と藤沢総合高校のボランティア部の生徒ら計約10人が協力。長後商店街協同組合が会議室や物置として利用していた会館の2階を改装した。
1階にはSFCの大学生らが運営するカフェがあるが、利用者は60代以上の高齢者層が多いという。そこで「20〜50代の働き世代や大学生にも足を運んでもらえるように」と同スペースを発案した。
座席は約25席。料金は1カ月大人3500円、大学生は3千円。1日(500円)から利用でき、午前7時(1日利用は11時)から午後11時45分までの間いつでも利用できる。フレックスタイムで働く人や、学生の学習場所として意識した。
長時間でも作業がしやすい勉強机や緑を意識した休憩スペースは高校生のアイデア。SFCの学生らは「自分たちにはないアイデアを出してくれた。今後も協力していきたい」と話した。
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