7月よりテレビ神奈川などで放映が始まるアニメ番組「セイクリッドセブン」。その制作にあたり、鎌倉市や由比ガ浜中央商店街、江ノ島電鉄(株)、一般社団法人「鎌倉観光フォーラム」が協力している。劇中には、市内の名所や店舗などが実名で登場する予定。また、ストーリー展開の中で、鎌倉が重要な役割をもっており、物語が進むにつれて、明らかになっていく。
「セイクリッドセブン」はアニメ制作会社の(株)サンライズとDVDコンテンツ事業やプロデュースを手がけるバンダイビジュアル(株)によるオリジナルの新作アニメ番組。
特別なパワーを持つ鉱石「セイクリッドセブン」の力を宿す主人公が、石の魔物「悪石(あし)」に立ち向かう物語で、全12回を予定している(テレビ神奈川で7月5日より、MXテレビで7月8日より、ほか)。
鎌倉観光フォーラム(2010年設立)は、「観光資産の創出」「既存商店街の再活性化」を目的に活動を行っている団体。同フォーラムの理事である森岡淳さんが「セイクリッドセブン」のプロモーション担当の企業とつながりを持つことから、作中に鎌倉を登場させることを提案した。昨年秋頃から、鎌倉市や由比ガ浜中央商店街に働きかけ、協力を得ることに成功した。現在、オリジナルグッズの制作・販売や、アニメファンが鎌倉を訪れた際に、楽しんでもらえるような「仕掛け」を企画中だという。
アニメによる地域連動では、「らき☆すた」(07年チバテレビなどで放映)の舞台となった埼玉県鷲宮町がファンによる「聖地巡礼」で約10億円ともいわれる経済効果を上げたとされる。
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