県立七里ガ浜高校(吉田幸一校長)は、生徒の学力向上を目的として「土曜授業」を今年度から実施する。市内県立高では初の取り組み。
教科は国語、地歴・公民、数学、理科、英語を予定。土曜日午前中の3コマ(1コマ65分)で、5月上旬と9月中旬の各5日間、全10日間を予定する。全学年を対象とし、参加は自主性を重んじ希望制となっている。
受験に臨む3年生は、センター試験や私大入試に向けたニーズに応える内容。1、2年生は授業の発展的または補修的内容とする計画だ。
吉田校長によると、部活動との兼ね合いなど土曜授業には校内から慎重な意見もあったが、保護者の希望もあり実施を決定したという。校長は「教員には、より良い授業をするようにお願いしている。授業を通して生徒から信頼を得るようになれば」と話している。
同校は4月6日現在、全3学年で874人。卒業生の9割が4年制大学に進学している。
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