韓国の水原(スウォン)外国語高校の生徒18人が今月11日、姉妹校交流として県立七里ガ浜高校(吉田幸一校長)を訪れた。午前中には、記念品交換や互いにダンスを披露するなどの歓迎式典、午後は茶道の体験や授業に参加するなど、交流を深めた。
茶道体験では、七里高生徒が、季節感のあるビワを模した和菓子とともに、18人全員に点茶。水原高の生徒は、「美味しい」「苦い」「抹茶アイスクリームで味になれている」など、思い思いに感想を口にした。また「菓子は全部食べなければならないの」「なぜ器を回さなければならないの」など、初めての体験に質問が飛んだ。
同行した教員のナ・ヒョンソンさんは、姉妹校交流として日本を訪れたのは初めてとして、「生徒たちにとって良い経験になる。互いの交流につながれば」と期待感を示していた。
訪れたのは1、2年生の18人で男性3人、女性15人。日本に滞在中は七里高生徒宅に宿泊。12日には、東京江戸博物館見学や早稲田大学での講義を体験し、13日に帰途についた。
両校は、2006年に姉妹校となり、それ以降、隔年置きに相互訪問している。昨年は七里高が韓国を訪れた。
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