市の若手職員有志による自主研修グループ「√11(ルートいい)92(くに)」は、鎌倉の魅力を発信することを目的に、「鎌倉ウェディング」の企画を立ち上げた。NPO法人全日本ブライダル協会が主催する「第1回ふるさとウェディング・コンクール」(6月末審査発表)に応募するため、今月9日には、モデル式として建長寺で、実際にグループメンバーである市職員、齋藤千夏さん(29)の結婚式を挙行した。
鎌倉ならではの結婚式プランを作り上げるため、昨夏、プロデュース会社の協力を得ながら活動開始。(株)井上蒲鉾店や、鎌倉力車など地域の各企業からの協力を得ることに成功した。
披露宴では鎌倉野菜を使用したけんちん汁や鎌倉ビールなどが振る舞われ、ウェディングケーキの代わりに40cmほどのかまぼこに入刀、引き出物には鎌倉ハムや鎌倉彫の体験プログラムなど、オリジナルの内容が集まった。市内在住の新婦は、挙式を前に地元町内会でお披露目、移動に人力車を用いるなど、伝統的な雰囲気も演出された。
式当日の様子について主催メンバーの一人は「手作りの温もりが親族にも好評を得ていた」と納得の様子だった。
同グループでは「結婚式は町おこしの一種として注目されている。湘南地区では東京や横浜で式を挙げる人が多いので、ぜひ地元にも目を向けて欲しい」と話す。プランの商品化の時期は未定だが「様々な寺社にお願いして、鎌倉ならではの結婚式のレパートリーを増やしていければ」と今後について語った。
同グループは昨夏に結成、現在9人のメンバーで活動中。当面は鎌倉ウェディングを検討していく予定。
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