神奈川県自転車商協同組合(河本博文会長)は大規模災害時に自転車を活用してもらおうと今月7日、鎌倉市と協定を結んだ。
同協定は大規模災害による交通機関のまひ、または同様の被害が発生するおそれがある場合、同組合鎌倉支部の13店が所有する自転車約400台を市に提供するというもの。これにより市は応急対策や復旧活動、安否確認などに迅速に取り組むことができる。万が一、市内で供給できない場合は近隣市や同様の協定を締結している静岡県から提供される。
今回の締結について松尾崇市長は「災害時の早急な対応は重要な課題。同組合からの協定申し出に感謝している」と話し、河本会長は「自転車は小回りが利き、どこでも入っていける。故障車修理の技術もあるので活用して欲しい」と述べた。
同組合では、県内の各市町村と支部との協定締結を進めており、鎌倉は小田原、三浦、横須賀に続き県内4番目。今月末には逗子・葉山の締結を予定している。
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