日の出、日の入りと同じリズムで健康的な生活をしようと「Otento Sun Sun Project 2012実行委員会」(内堀敬介代表・36)が、「太陽と暮らそう!カマクラ朝MAP 夏」を作成した。8月末までの限定配布で、期間中の朝イベントなどが盛り込まれている。掲載されている飲食店や宿泊施設など約20カ所をはじめ、市役所などでも無料配布している。
マップはA3の両面カラー印刷で、八つ折の文庫本サイズ。発行部数は7500部で、市内の宿泊施設や飲食店など約20の店舗や団体、個人が掲載されている。内容は、朝を「食べる」「感じる」「旅する」の3つの項目に分かれている。
「朝を食べる」では、朝食を提供している飲食店など10カ所を、「朝を感じる」では、8月30日までほぼ毎朝市内各地で開催されるヨガやウォーキングなどの催しを紹介している。
また、「朝を旅する」では、市内の宿泊施設4カ所を紹介。観光資源としての「朝」に着目し、宿泊する観光客に向け、飲食店やイベントとの連動を図る。市内小町で食堂「COBAKABA」を経営する実行委代表の内堀さんは「時間や場所が一極集中する鎌倉の観光を分散させることもねらい」と話す。
「ここ1、2年ほどの間に、朝食を提供する飲食店などが増えてきた」と感じた内堀さんが、知人の商店主やクリエイターらとともに、今年の4月頃から企画を練り始め、参加店舗を募集、7月23日から配布を開始した。
内堀さんは「山や海に囲まれている鎌倉に住む人たちは、自然で健康的なライフスタイルに関心が高い」とし、「朝起きて人間本来のリズムで生活することで、生きる実感を得られる。やみくもに朝型を勧めるのではなく、朝から生活する良さを体感してもらい、それを習慣にしてもらえれば」と話した。また、今後「これをきっかけに『朝マップ 秋』なども発行していくかもしれない」と語った。
参加店舗やマップの配布場所などの詳細は【電話】0467・22・6131COBAKABAへ。
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